ワタシ走れるんだ!

マラソン完走ブログ

四万十川ウルトラマラソン②後半〜ゴールまで

61.4kmレストステーション


補給用にいろいろ入れたが結局プロキュア(コーヒー味/やはり美味しくはない)を飲んで、
粉・グルタミンやEAAもビルダー飲み+エネルギージェルもその場で飲む、
残りの70km以降のジェルをポケットに入れた。

ここまでで6〜7分かかっている
このあと常設トイレに寄ったら1基しかない常設トイレで並ぶことにってしまい失敗した。
トイレなんてコース上の方が空いてるのに、こんなことで何分もロスするなんて。
レストステーションでは10~12分のロス。

後半

61km大エイドの直前でもまだサブ11出来ると安心してなかった。
なんでかって、何かあったら30分とか1時間なんてカンタンに消えてなくなるから。
潰れて歩いたら、休んだらとか。
それと自分を信用できなくて時間の計算できなくなってた!

笑えるけど30分くらい感覚がズレてて
(サブ11やばい、やばい、できる、できる くらいしか頭になかった)
なので蓋を開けてみれば10時間34分,
大エイドで無駄なトイレ待ち時間作らなかければ10.5だったなと後になって思う。

レース展開は通して潰れず75km以降で積極的休足として

ペースが上がりそうなときやズルズル落ちそうなタイミングで少しの歩きを入れ、走る足を回復させた。

 

愛南試走会で会った男子

 

愛南試走会で会った男子(名前確認できてない)と75kmあたりだったか再会した
サブ10 ダメもとで狙って突っ込んでみたものの潰れてしまい、下方修正でサブ12で行くと言う。どこか怪我したとか足がおかしくなってるわけじゃなく

サブ10に心が折れてるだけのようだった。

待て、サブ11はイケルって!

イケルってイケルって!まじで大丈夫だから

と声かけてしばらく一緒に走った。旅は道連れよ〜〜

  • 歩きすぎなければいいし、歩いてる間に実は足やその他回復してるのに気づかず歩き続けて走り出せなくなってるだけの時間がもったいないからとにかくちょっと歩いて、試しに走ってみて〜〜案外走れるようになってたりするから、まだ苦しいならまた歩いたらいいから〜

この歩き→走るの道連れで回復して85kmくらいまで一緒に走っている。

彼もサブ11できたはず。

 

一緒に走ったラン友

一緒に走ったラン友はスタートから80kmまでは一緒に行くと言ってたけど

78kmでペースを上げた。サブ10.5するギリギリの時間だった。

サブ10.5とか私は頭にもないから80kmまで我慢すればいいのにと思いつつ、

78kmでキロ5に上げれるって凄いなあと背中を見送りながら感心した。

 

自分の状態

なんか刺激されて試しに5:35くらいに上げてみたら

あっという間に潰れそうになったのですぐ5:50~キロ6に戻した。

今の自分に5:50以上のペースはダメだ!

 

80km以降は疲れが出始めて走ってはいるが、いつ歩いてもおかしくないくらいの状態だった。
エイドが2.5〜3km間隔だから中間で50m程度の歩きを入れたり、エイドまでたどり着くように走ったりしてた。

愛南試走会の男子さんと前後しながら「この区間で5:45はハイペースやった」

「まだ頑張らないように保たさんと」声を掛け合いながら進んでいたが途中で

男子さん「自分、歩きでまた回復させます!」と下がったので

また後で会いましょうと声をかけて私は先を行った。

男子さんとはこれが最後になったので名前を聞いておけばよかったと後悔・・・

 

リミッター外す/残り6km

92km地点 写真はこれが最後

上げるほどではないけど、これ以降歩かない・止まらない・ペースを気持ちだけでも上げるそんなレベルのリミッターw

エイドで水を被るのもさっさと被って水もさっさと取ってさっさと走り出る。

少し振り返るが、後半62〜90kmあたりは集中力が落ちて

長居してるつもりがないエイドでも時間をロスしていたと思う。
ずっと同じペースで刻む女子に何度もエイドで抜かれて、

何度も追い付いては抜くのを繰り返していたことに90kmあたりでやっと気がついた。「あたし、エイドでだらついている!?」

10秒程度のだらつきだったと思うが
気づくの遅っ!
まあ90km以降でも気付けて良かった、

 

92km、1枚くらい四万十川の写真をとっておきたくて
立ち止まって撮影、セルフィーも1枚だけ撮った。
記憶する限りここから先は視界に入ったランナーはすべて抜いている。

93kmすぎ、残り7kmでそろそろゴールが近づいてきた感覚が強くなってきて

94kmラスト6kmで、もうペースも落とさんしタイムはなんぼかわからないけどサブ11は確実だから(やっぱ時間の計算できなくなってた)走り切れ!!!
最後まで持つ、持たせる!

 

と思ってたら97kmでラン友発見。
78kmで背中を見送ったラン友、歩いてる。

10.5に間に合わない確定したところで心が折れたそうで歩いていた。

そして私と再度合流、こっからは歩くの許さん、
あと3kmだから走って(声でか)!

足が潰れてるわけじゃ無いので走れるラン友→歩きたいとか言いながら走らされるw
ここで少しペース落としてしまったけど、走れ走れ言って引っ張りーの、走ってたらだんだん回復してきて走れるようになってきたとか言いながら「あーうー歩きて〜最後の坂は歩くよ〜」とか言う、

ああ坂までは走って、坂は歩きましょう(飴)
私も坂はパワーウォークと小走りだから坂まで頑張れ→最後の坂にきた、

坂でもちょろちょろ小走りを入れる私。

もはやついてくるだけの半分ゾンビのラン友だったが

ちょろちょろ走りを入れるやり方に業を煮やして「そんなんやるんやったら俺坂の上に先行って休む」と坂駆け上ってった。
走って上れるんやったらそのままゴールしたらいいやろ!!!(実際そう言ったが)

本当に坂の上で休もうとしているのでチョーおかしい、超ウケる。

のこり数百mしかないのにそんなに休みたいんか、めちゃくそしんどいのに笑かすなやと思いつつ、すぐ追いついたので休もうとしてるラン友に

行きますよ!!!!(休ませない)声をかけ。

ラン友の休憩時間10秒以下。

ラスト、となりでねーさん元気すぎて怖いんですけどとか言われながら

下りくねくね曲がり曲がってキロ5でうわーーーーっと怒涛ゴール!

 

ゴールして

ガーミン止めて10時間34分台だったので、びっくりした、、←ホントに計算できなくなってたので
記録証をすぐ印刷・発行されなくなったから、ガーミンのタイムしかわからなくて正確なタイムが確認できないけど10時間35分は切れてるぞ!!
キロペース(配分)とロスした時間(アバウト)しか頭になかったから
サブ11だけは確実!くらいしか分かってなかったので、すっごくビックリした!
走り始めて2〜3年くらいのハーフを走り切ってタイムを大幅更新した時の達成感に似てる。
高揚しながら、メダルをもらった。


椅子に座ることもなく多少ぎこちない動きになってるけどスタスタ歩ける。

2019年は椅子から立ち上がることができなくなりボランティアの人も触れられない幽霊になってたのがw
野辺山も富士五湖もとくしまワンデーでも普通に歩いて、なんなら荷物背負って走ったりして帰路についたが、四万十でもやっとゾンビ化しないでコントロールすることができた!
ゴール後普通に着替えて、

2019年は自分で荷物持って歩けなくて旦那に回収され狭い車の後部座席でヒィヒィ言いながら着替えたw

お腹も猛烈に減って美味しくダブルエスプレッソラテを飲みながら
キャラメリゼナッツをポリポリ食べながら車で帰る。

運転手付き(だんな)のいいご身分でいい気分。
貞子2023にはならんかったぞ!!!!

まだ続くのよ〜