大会前日
前日受付で本人確認用のリボンを手首に巻き、参加賞の帽子をもらった。前回の帽子はものすごくダサく、被ってると絶対に愛媛の帽子だとわかる。
ここまでの威力をはなつ帽子はなかなかないと思うくらいにすごいんだけど、ことしの帽子は遠目にみても「愛媛だ」とは分からないかも。威力が半減した。
少し良くなった?ダサいのはダサいんだけど、まあ許せる範囲のような気がしてます。ダサ可愛い?ダサカワ?
微笑ましい存在感に収まってる(気がする)しかしサイズがフリーで浅めなので大きすぎて頭にはまらない。
前日にカーボイン
モルテンを使いました。キャンペーンでもらった160とありがたいことに320を購入した人から320を2つとジェルも1つプレゼントしてもらった。すっごくうれしい。
320だとお腹がゆるくなる場合があると説明があったので前日の午前中に320をひとつ、午後に160をのんでカーボインとし、食事は制限(おかしとかたくさん食べない程度の制限)をやめただけにした。
モルテンは練習時にかなりな効果を感じていて、試したラン友さんもこれはいい!というのでさらに期待値が上がっての利用。飲んでもお腹がタポタポしないし、なぜかキロペース10秒くらい余裕が出る走りができた(30km走で)
こういうサプリで、エネルギーまわりのレポートはまた別にちゃんとあげないといけないような気がする。
カフェイン抜きの影響で頭痛もするし早めに寝ようと思ってたら、ラン友さんの一人なんて18時にはもう寝るって言うし気合いすごくない!?って思いながら私も最低限の家事をやって早めに寝ました。
当日~スタート前
4時起床。当日のモルテン160を食事のときに250ml飲む。
食事は餅麦ご飯のおにぎり一つ、バナナ、ヨーグルト、お餅1個。早めに食べて家を出るまでに腸の調子を良くしておきたい。
つぎに着替えてテーピング。いつもの通り膝に問題はないけど安心材料のお守り代わりにやっておく。かわいいキネシオテープを買ったのでそれを使って気分を上げてみる。
かわいい(アニマル柄が)
タイツを履くので外から見られるわけではなく、かわいい💖って楽しめるのは自分だけ〜。
汗・水に強いと説明にあったし、2〜3日使用可能っぽいので物は試しに2日目まで貼ってる。お風呂に入ってもまだ張り付いてるのでウルトラの時も使えそう。
ワセリンはお腹周りも首回りも、あと足指にも塗った。
7時20分に家を出た。8時頃城之内公園に到着。
到着して市民会館に向かっていると前方にいきなりバンビさんを発見。
びっくりしてとっさに呼び止めてしまいびっくりさせてしまいました突飛ですみません
こんな出会い頭あるのかっていう会場入りでいの一番のサプライズだった。とりあえずゴール後にまた〜!ってお別れした。
8時30分
会社の人とおちあい、荷物を預けに行く。今回はスマホを持って走らないのであらかじめ決めた待ち合わせ時間に合わせて動く。
8時40分女子専用の仮設トイレに並んだ。このあとどんどん列が長くなっていく。
9時過ぎにラン友さん達と約束の場所に集まり集合写真が撮ることができた。
一軒隣の旦那さん、一軒隣の旦那さんの姪ごさん、Fさん、Hさん、ぬの
仮装のひとに撮影をお願いしたので鬼さん(イケメン)が一緒に写ってます。ポーズはサービス。仮装の人の顔にモザイク入れるのを迷ったけどやっぱみんないっしょにモザモザで失礼します!撮影はさかなクンさん。
9時の時点で気温が上がって来ていて、上着を着たまま走るのはやめといたほうがいいと判断して、まだ荷物を預けていないラン友さんに上着を預かってもらった。
みんなから「先にゴールしてまってるから早よ帰って来てね」とプレッシャーをかけられるなど。ひー
このあともう一度トイレに…出し切っておこうと中ホール(女子更衣室側)のトイレに再度並ぶ。10分少々でトイレを済ませることができたので9時25分にBブロックに移動した。半分くらいまでもう埋まっていた。ラッキーにも一軒隣の旦那さんを見つけたので一緒に並んだ。
待ち合わせ・荷物を預ける・トイレを済ませる・ウォーミングアップ・整列のこれを全部うまいことやるのって毎回大変。
スタート位置へ移動
3時間45分で申請してたけど3.5周りの人らばかりのBブロックにまとめられたみたいで並んでる時から超緊張。移動しながら風除け防寒に被っていたゴミ袋をゴミ箱に捨てる。
スタート前に坊ちゃん列車の汽笛がなるのでさらに緊張。焦る。←なんかよくおぼえてないけどパーンってスタートの号砲がなった。
スタート
動き始めるまで時間がかかる。渋滞しながらスタート!58秒ほどロスがあった。
ゆっくりめにスタートしてそんなにストレスない感じで移動。人の海をかき分けたりせず走れた。
ラップを見ると13kmまでは3.5ペースで走っていた。給水ポイントが危ない。給水が間に合ってなくて、コップを取りに行ってもないので焦るランナーが前後入り乱れてカオス。最後の方でコップを取ったと思ったらゴミ箱がなくなってしまって次のポイントまで持って走った。7kmあたりの給水ポイントが見えてくるも人が団子状態に見えて「あーやばい怖いどうしよ〜!」って口走る!横を走っていた女性が3.5まわりは危ないからねぇって返してくれた。回避しようにも人の壁に囲まれていたので真っ直ぐしか進めない状態で涙目(T T)結局そのまま突っ込んでコップをとってゴミ捨てて通過。無事!このとき川内美加さん(川内選手の母様)がいたので声をかけた。返事をしてくれてそのまま先にささーっと走っていかれた。速い〜!
平田の坂〜
落ち着いて坂を登りきる。心拍が一時的に166まで上がっているけど問題なし
8kmすぎでマグオンを投入。
10kmすぎてトンネルを抜けると向かい風が強くなった。
トンネルを2つ過ぎて12kmあたりで久万高原ハーフの時声をかけてくれた人にまた会いました。私のTシャツで気づいてくれたみたいなんだけどこんなに人がいっぱいなのにまた会うなんてビックリ!3.5以内を狙ってるそうでささーっと先に行かれましたね、やっぱウルトラの1週間前にハーフの前菜いただいてウルトラも10時間台で走る人は違うなあ。このポイント以降二度と背中を見ることはなかった。ついていけたら3.5切れてたなあ、でも無理。それにしても今日気温が低かったら私は上着を着たまま走っていただろうしTシャツに気づいてもらうこともなかったと思う、こんなに大勢で走ってるのにすごい偶然。
13kmまでは~'4:55で刻んで13km以降からペースが'5:00~'5:07くらいで約5秒ほどペースが落ちている。でも'5:10までならよしと思って走った。ハーフまで来るとペースも安定してこのままいけるんじゃないのって思うようになった。
5kmくらいまではなんかしんどいなーとか思ってたけどデータをみると平均ピッチが211もあった。そりゃあしんどいわけよね。5km以降は200ちょっとに落ち着いてて無理なく回せてた。ピッチが落ち着くまで5km要していて、ペースが落ち着くのに10kmくらい要した感じ。
17kmあたり
マグオン2つ目を投入、なかなかパッケージが開かなくて四苦八苦して摂取してたら先頭が折り返してくるという。ここで見える復路は27kmすぎているのでどんだけ速いのかと。ここまでで先頭と10kmも差があるということ。いやーすごい。
エネルギージェルを早め早めに投入(8km・17km)して26kmあたりでモルテンジェルを投入。
このあとは塩タブレット2個食べて、34~35kmでメイタンのゴールドを投入する予定。
32kmをすぎてトンネルへ。松山方面に向かう2つ目のトンネルでは毎年高校生が歌を歌って応援してくれている。今年もいました!トンネルの中は陰だから寒いだろうになあ…高校生の応援は本当に爽やかですごく力をもらった。大きな声でありがとうって言いながら走りました。
35km〜
いよいよ平田の坂を上る。
黙々と進んだ。足はまだ大丈夫、このままずっといけるんじゃないか?上り坂なので10秒ほどペースが遅くなっているけどここまでではほぼイーブン、失速はない。このまま、このままイケる、イケる、行くぞ!
36km〜坂を上りきった、下りも気をぬくな、下りはフォームが変わってはずみで足裏に来るパターンに気をつけるんだ、イケるイケる…………下りきった!しかし
37km地点
とうとうキターーーー足攣り!!!なんの前触れもなくいきなりキタ!下りきったところでキてしまった。
しかも脹脛!右脹脛がビクンビクン痙攣している。怖い!止まったら絶対酷くなるヤツ!ペースは抑えて必死でやり過ごそうとすると左足裏も一瞬来そうになっておさまった、でも油断できない、500mくらい進んで少しおさまってきた、でも油断できない、どうしようどうしようどうしよう。このままキロ6まで落ちたらタイムはどうなる?それ以前に両足に一気にきたら最悪走れなくなるかもしれない、怖い怖い怖い怖い!
恐怖と戦ってたら会社の人が沿道に応援に来ていて驚く。
なんというサプライズ、がんばれ〜〜って応援してくれて地獄に仏とはまさにこのこと、テンションだけ上がって足攣ってます!って返事しながら走った。
あとで写真に撮られてたのを確認したら足攣ってます!って返事した後の表情ったらめちゃくちゃ笑った顔で、しかも走ってる写真なのでこわい、完全に危ない人の写真。しかもランパンのポケットに入れたジェルの補給で失敗したくないからTシャツをランパンにインしてたので超ダサい!顎上がって爆笑しながら後傾気味の姿勢で走ってる写真が超ダサくて辛い!
38kmすぎになると次は左の後ろ腿ハムストリングスが固まり始めた。文字通りどんどん固まって来てストライドがどんどん小さくなり、このまま足を前に出せなくなるんじゃないかっていう圧を感じながら足を動かしてた。どんだけ追い討ちかけられてるの…
無理に開こうとしたらどうなるかわからない、でも動かさなかったら確実に固まって動けなくなる。数百メートル耐えていたらなんとかおさまってきた、もうどうしていいかわからないけどゴールは目の前だ、どうにかペースを戻すことはできないのか?そんなふうに考えると39km手前でまた右脹脛が一瞬痙攣する。走るな!って言われてるみたいな反応の連続。
走りながらの脹脛・ハムストリングスの攣りはこの大会が初めての経験なので足の機嫌を伺いながら進むしかない。
心拍は余裕がある、疲れてはいるけど足だってまだ残っている、でも動かせない。
足攣りにおののきながらとうとう40kmをすぎて残り2km、1kmとゴールが迫る。残り1kmあたりで走っては歩いてる人に抜かれた。情けなー。抜き返すこともできないけど意地で'5:21まであげてフィニッシュ。
今回の目標として3.5はまだ無謀、だけど40分は切りたい。途中もしかして35分台?いや35分切れるかも?とかちょこっと考えた。現実は3時間37分24秒(ネット:3時間36分26秒)
ラストスパートは今年もできなかった。ラストスパートできるところまで成長できなかった。とは言っても今の自分の力を出せたと思う。そしてまだまだいける。
サブ3.5は夢じゃないと思えるようになった。
どうやってこれから頑張っていくかしばらくゆっくり考えたい。とかノリで書いてるけどまだ全然どうやっていこうとか考える力がなくてどうしていいかわからないまま2日が経ってしまった。
(つづく)