ワタシ走れるんだ!

マラソン完走ブログ

野辺山ウルトラマラソン①

5月21日(土)12時ころ

新宿西口 工学院大学前から野辺山行きの直行バスに乗った

ずっと天気予報を気にしていたが、22日は早朝雨→曇り〜晴れとなっていた。

荒れないことを祈りながら移動。

雨の新宿をあとにする。

隣に座った人(男性)と話したら、富士五湖を走っていてウルトラの梯子してる人だった。ついでに去年末に疲労骨折して大急ぎで回復させたと言っていた。ぇっと、富士五湖走ってるから4ヶ月でウルトラ走って、野辺山も走るんですか・・・ついでに富士登山競走にも出てたらしい。最初の移動日からなんか異次元だった。

高速に乗って約3時間で野辺山駅に到着。曇ってて薄暗い。

下調べ時にアイスが美味しいレビューをよく見たけど鬱々の雰囲気のためスルーして早々に宿に向かった。

暗いな・・

土曜日は19時に寝るつもりで必死でご飯たべたりお風呂入ったりテーピングを貼れるところまで済ませたりしておちつかないまま。

19時半就寝

初めての相部屋だったけど同じ時間に寝て同じ時間に起床した。

1時20分起床

雨音が激しいが予報では3時には上がるとなってた。

抗原検査2回目を起きてすぐ実施。

会場入りの1時間前までに登録したアプリで写真撮ってメールすることになっているんだけど、ただでさえ準備がもたついてどんなに早起きしても大体いっぱいいっぱいなのに、やることが増えるわ検査に約45分かかるわで面倒くさいことこの上ない。

1回目2回目とも陰性。

3時半〜

会場に向かって徒歩で移動。

ヘッドライトをつけて水溜りを避けながら受付へ。

まだ暗い。

会場の導線が分かりづらかった。

受付の入り口もよくわからなくて逆流で受付した。

荷物預けの場所がまた分かりづらかった。

ゼッケン番号の荷物置きの台を探して勝手に荷物を置いて勝手に取って帰るようになってた。女子の参加人数がすくないからか台がどこに設置されてるかわかりにくかった。

事前の案内などはないし、大会スタッフもいない。

台を見つけて持って走るものの最終確認をして預けたが(台に番号札をつけた荷物を置いただけ)貴重品等持って走るつもりだったのに荷物の中に忘れていた←私らしいお約束だが、ゴール後に忘れてたのに気がついて冷や汗かいてしまった。

 

 

次にトイレに並ぶ。

女性専用トイレに並んだ。↓写真は男女のトイレの行列。

そういえば体育館方面に一度も行かなかった。

ノースフェイスのブースがあったのにちょっとくらい見に行けばよかった。

5:00スタートの整列を見に行った。

うろうろして冷えてきて再度女性用トイレに並んでから

第二ウェーブ5:15スタートを待つ。

スタート直前

スタート〜

1~2kmあたり。

空気薄い。スピード出してないのに心拍高め、

霧雨で周りが真っ白、ランナーが霧の中に消えていくのが幻想的〜

トレイルに突入

10kmほど林道トレイルが続く。

砂利は小さめだし道は整備されてて綺麗で走りやすいと思った。

自分家の裏山の林道のほうがはるかに荒れてるし猪でるし危ないけど、こちらは大会だし安心安全で走れる。

トレイル用シューズでなくてランニングシューズで大丈夫。

ワラーチのランナーも数人見かけた。林道の小石痛んじゃないかなぁ

ビーサンは一人見かけた。ベチュラかな?

でも計測用のタグをどうやってたのかが謎。

ワラーチはシューズ同様、紐のところに両足つけていたけど、ビーサンはどこにつけてたんだろう?

いつまで降るんやこの雨って声がちらほら。

といっても山だからガスの中だし雨のうちに入らないんだろなあ。

暑いよりずっといいし美肌効果高い。ありがたい。

そうこうしてたら皆さんが写真撮りまくってる〜

つられて私も撮った。1908mなのね〜

下り基調になったけど起伏があるのでやたら疲れる。

前半は絶対に頑張らない作戦なので、上りを走りきろうとしない!

歩きを入れながら走るようにしていたが、それでもなんかしんどくてだんだん辛くなってきたところで知り合いに遭遇、35kmエイドの稲子湯から一緒に並走して一気に楽しくなった。ガーミンで確認したら10分もくつろいでた。

下り24km、話しながらたのしく走る〜のだけど、長い下りで大腿四頭筋が張ってきた。そしてお腹も張ってくる。

59kmエイドで知り合いと別れて単独走になった。

朝の霧もやから晴れ間になり暑くなってきた。

馬越峠に向かって上り始めで走ったら歩いてるランナーに

走ってるよー信じられんと言われたんだけど、あれってそう言うもん←様式美なの?

走り通すわけじゃないしそんなこと言われたらすぐ歩くのに恥ずかしいやろ、

やめてよね!

つかそんなセリフ吐いてないで10mでも走れや!

↓歩きのときに撮った上りの中盤

馬越峠

ちょろちょろ走っては歩き、歩いては走るを繰り返してたら思ってたより早く上り区間が終わった。そんなに長い上りじゃないしほぼ皆走ってないから何人も抜けます。

みんなちょろちょろ走りすればいいのに。

なんだか距離を思い違いしてたみたいでまだ5kmくらい上りが続くと思ってたら

急に急勾配の下りになってあたふたした。

下りにさしかかって前腿が痛いのなんの。

速くも走れないけど遅くも走れない、前腿痛いのを我慢して走り続けた。

下り基調が終わってしばらく平地になってから足が疲れてるのを感じ始める…

このあとの90kmからが苦行だった。

マジで長い・・・

たいしたことないはずの上りなんだけど93kmあたり(正確には92.7kmエイドの手前くらい)で潰れた。

たった7kmなのに…

走ると'6:30出るけど脳が走るのを完全拒絶していて50mも走れない、で、歩く。

2kmくらい歩いた。

歩いてたら回復したのか少し走れるようになり、歩きと走るのを交互にできるようになり、しかし走り続けるのはできなくて短い距離で歩いたり走ったりした。

ラスト3kmあたりでゴールのアナウンスが聞こえてくる。

ここで皆心が折れるyoutubeやブログで紹介されてたけど自分はそれどころじゃなかった。

他人のゴール状況はどうでもいい、自分が走れないで潰れてるほうが重大問題、、そしていつものなんてことない距離が途方もなく遠いのが苦しくて仕方ない、いっぱいいっぱいになってた。

たった7kmがたった5kmが、あと3kmが遠い!

歩くとキロ12分とかかかってしまう、疲れてるから歩くのも亀速だから走れないとたった3kmに36分もかかってしまう、走れよ!!走れよ!!!と思うのにすぐ歩いてしまう。

ガーミンの距離表示は残り3kmで800m多くズレていてストレスを感じながらラスト1kmの看板では100km通過だった。

ラスト1km

根性だして走り出した。

ここでやっと聞こえてくるゴールのアナウンスに反応できるようになった。

声が近づいてくる=ゴールに近づいてくるということ、

1000m止まらずに走り続けるのがめちゃくちゃ苦しい、

苦しんで必死で走ってるのにキロ6が限界!

死に物狂いのキロ6でゴールテープを切りました。

メダル重い

やったよ私。サブ12.5(ぎりぎり)


つぎは反省点と諸々まとめです。