ウルトラ距離を数週間かけて練習すると低速長時間仕様になっていくので自己最速スピードは保てなくなり、ウルトラ週間中とくに中盤〜終盤にかけてはフルのためのスピード練習は併用できなくなる。できたとしてもパフォーマンスはベストでなく下降してくる+故障につながる可能性が高いので。
いままで故障には繋がってないけど回復の過程で不調期があるのを自覚してウルトラ練習をしていた矢先。
11日の55kのあと、60kのソツケンは未実施。
自己100kmを押し通すことができそうにないから。
押し通せない理由は諸々あり、苦渋の判断でやめることにした。100km走らないのだから、100kmのための仕上げソツケン60kmを走る意味が無くなった。
ここでちょっと抜け殻状態に
とはいってもちょっとだ。
ウルトラ練習前の練習に戻るだけだ。戻るだけではあるが、それが一筋縄じゃいかない、だってもうウルトラ仕様にほぼ出来上がってた。口惜しい、あんなに綺麗に仕上げていたのに。
悔やんでいても始まらない。
すでにウルトラ距離走ってるから回復させるところから始めないといけない。
注意深く一週間はジョグして週末最後にアップ→2km3本→1km2本→500m2本で負荷を入れた。走れたけど異様に疲れる。
心拍は500m2本がZ5、他はZ2~Z4で結構なスピードでているのに閾値あたりしかない。心拍が上がりにくくしんどい。
翌日(日曜日)膝裏を少し痛めてしまった。走ってたわけじゃなくて机に寄りかかった際のこと
夕方、そり膝のような姿勢を一瞬とったはずみで痛みが走り、寝る頃には痛みが引いたけどこれは疲労で筋肉がこわばってちょっとした負荷が衝撃になるんだろうなと鬱々しながら寝た。
翌日(月曜日)、痛みはなかったけど重い感じが残っている。
痛みの箇所は右膝裏で膝窩筋。
トリガーポイントがどうもハムストリングスと腓腹筋(ふくらはぎ)。悪くするとランナーズニーに到るかな?て感じ。
ハムとふくらはぎの疲労はロング練習の時から感じていたのでなんか納得しながら筋膜リリースに勤しんだ。
左足も一週間前に足裏が急に痛んだ日があった。
母指球のあたりだけどいつもの中足骨系の痛みと違って、何かにぶつけたような痛みで走れないことはないのだけど、なんで痛むのかよく解らないまま、ものすごく張っていた脹脛をほぐすとダイレクトに痛みが引いたので、ふくらはぎ〜ハムに疲労が酷い自覚をもった。
で、左足裏の次は右膝裏。
癖になったら嫌だな・・・と思い、その日は休足してフォームローラーとフロスバンドと低周波。
翌日の火曜日。ほぼ痛みなし。様子見でジョグしてみたらまあまあ大丈夫。
水曜日、再度ジョグ、すごくしんどい。これ、ウルトラの疲労がまだ抜けてないいいいいいい!6kmで終了。
木曜日ランオフ。走る準備してたけどやる気ゼロで買い物して帰宅。
金曜日 新池で5kmT.T。2周目ですでに足が激重。正確には脹脛が重い。←無理して走っているんだろな。
そのあとミドル走。ダレないペースで真面目に走る。
なにかタイトルがバグバグ
全然走れる感覚がないのでこれから週一ででもスピード練習をサボらずに入れてミドル走もさくさくやっていかないといけない。
それもこれもウルトラ仕様にしたから。
仕方ない、やる気だったんだからね。
でも心では走りながらウルトラ100を決行できないのを悔しんだ。悔やんでいても始まらない、始まらないが傷心してるんだから心の中でくらいいっぱい愚痴ってもいいだろってブログに書いてる以上にずっっっっっっと辛い、諸々立腹、コロナ憎、自粛厨死ね!って思った。100決行していれば怨念も晴れただろうなあ、呪いが溶けただろうなあと思う。
でも100km走ったら今以上に回復が大変になるね。早々に諦めて良かったよね、理性的で合理的。
なんかもういっそタイムなんかどーでもいいような気がしてきたり、別段レースなくてもそれはそれで慣れるんじゃないのって気がしないでもない。アフターコロナもwithコロナ。
「ウルトラマラソンのメダル(金属)を集めるの、なかなかいい人生じゃないかなって希望をもったり、そんな時が私にもありました」みたいな。いろいろ諦めたらラクよねえとか
やさぐれてみたり。
パン焼きまくってみたり。
チーズクリームパン&くっついてるのは何も入っていない白パン
HB新調したので焼きまくり。ご飯パンももっちり焼きあがって美味しい。
落ち着いたらパン持ってゆるく山登って山頂でコーヒー淹れましょうって紳士(高縄山の水先案内人)が提案してくれたので、それを楽しみにもう少し頑張ることにした。
やさぐれたり持ち直したりここんとこ忙しい。
練習のルーチンがまだ不安定だから余計なストレスで気持ちが揺らぐんだ。
連休は部屋を片付けてパン・お菓子を焼いて、子供にハンバーグや生姜焼きを作って冷凍便で届ける準備をする。悟りはその先にあるんかな。