データを見てみると10kmまで飛ばし過ぎ。
スタートしてしばらくあまりに進まないので渋滞の中を前に出て行くのに腐心した。
最初の1kmは6’20…!渋滞ひどい。焦った。(あとで確認してみたら他の都市マラソンでも渋滞はすると思うけど愛媛マラソンの去年と比べても20秒おそかった)こんなことしてられない〜!とペースを上げ2km〜10kmまでMペースより-7秒〜10秒で突っ込み気味になった。なかなかペーサーを見つけることができず、この人かな?と目星をつけても微妙に速すぎたりじわじわペースをあげられ置いていかれてしまう。仕方ないので自分でラップを刻む。あまり抑えすぎるのもダメだと思っていたのでキロ5’40を意識して進む。
記録の数字を追っていくと10km以降でMペースで少し落ち着いてたと思ったら19km地点と24km辺りで突っ込んだ感じがあり、26kmあたりからだんだんジリ貧なペースになり粘れなくなってきて32kmすぎたあたりで
「ちょっと、一息いれよぅ」と
歩こうとしたら攣りそうになり逆に足を動かす羽目に。しかし普通に走ろうものなら確実に攣る、そこまで疲労が蓄積してました。左足は足裏が右足は大腿とかすかに足裏がキテた。中足頭骨部痛の方も若干気にしてはいたけどいろいろ吹っ飛びました。中足頭骨部痛の経過は次にまた報告します。
そしてどうしようもなく失速したのが35km。平田の坂です。無理に走ると完走も怪しくなるので歩きました。32キロ以降で誤摩化しながら走ってたら一応歩けるところまでは回復してくれた…んですがもう38kmまで失速のまま。歩けることで完走だけはできるなって安堵したもののすごく辛かった…タイムの確認をして4時間10分はもう無理で断念、まだ4時間15分ならいけるかもしれないと39km以降残り3kmで歩きを入れながらキロ6分代にもっていきました。
自分の希望としては4時間20分(ネットタイム)が目標だったんですが、これはトイレ込(10分)だったので4時間10分で走りたかった。このペースだとキロ5'53イーブンなんだけど、30km走でキロ5'50でボロボロなのでフルは難しいだろうと思って4時間15分の第二希望も設定、トイレに行く回数を減らす作戦で4時間20分におさめたいと。
結果的にトイレは一度も行くことなく第二希望設定内で4時間14分で収まりました。ラップ表作っといてよかった…
ルートラボ+ちょろずやでラップを導いて表を手作りして手首に巻いてました。
第52回愛媛マラソンコース図 - ルートラボ - LatLongLab
透明梱包テープでラミネート的に両面はりつけ輪っか筒状にし手首に通すんですが、素肌にそのまま着けたら汗をかくと張り付いてスムーズにスライドできないのでリストバンドを着けてからその上に装着するようにしました。
シールなどを作成して直接肌に貼ってる人もいるけど、これが手軽で安上がりだったので手作りしました。これがあったので、後半タイムの再設定で助かったし精神的にも負担が小さく済みました。
ミネラルタブレットやエナジージェルも持っていったものは全部使いました。マグオン3つにベスパにカフェイン。エナジー、ミネラル共に補給してなかったらアレじゃ済まなかっただろうし&あれだけ投入してもまだ攣るなんて自分はまだまだなんだなあと思います。
途中辛くなったときに脹脛を伸ばしたかったけど体を支える余地がなく(壁でも木でも手すりでもいいんだけど)そのまま走るしか無く、道ばたに座って救護にかかってるランナーを見ると「あぁ…」と。一度座ったらもう立ち上がれない気がする…。
足にまだ余裕があるうちに屈伸運動するのも良さげかなあと思います。屈伸運動してる人何度か見たけど自分もやろうって発想がなかった。考える力がまるでなくなっていたし気がついたときには屈伸なんてできる状態じゃありませんでした。
それに後々になって考えるとあれって攣りそうだったんじゃなくて、弱いながらも立派に痙攣してたんだなあと思います。
今回の痙攣の部位は足底でした。足底といっても全部つながってるから足全体を解素のが一番なんだけど、ずっと毎日かかさずやっていたこの足裏ストレッチで
足裏反らしストレッチ:今日の1ポーズストレッチ:日経Gooday(グッデイ)
走ってるときも膝さえつければ出来たのに、本番でやる発想がなかった。次からは攣り対策の一つとしてしっかり引き出しにしよう。
残り5〜4kmあたりなんて足だけ気にしてる感じで心肺は全然余裕、足が激重、残り3kmは一応走るフォームが取れる感じになりそれでも歩きを入れながら息をつないだ。
周りの人もみんな苦しいんだろうなと感じとれる。みんなキロ6分代がやっとで抜きつ抜かれつで進んでいたから、自分もここでがんばらないとたった3km、たったあと2kmをなぜがんばれなかったのかって後悔することになる。去年、一から足を作りなおすために海岸を走って山を登って、スピードなんか出ないのに苦手なスピード練習を重ねたのに!たった2km力を出しきれないで終わるつもりなのかと。この時点でめちゃくちゃ辛い顔して走ってる自覚があった。
全然関係ないけどこの日、子供は模試で学校に行っている。1月になり3学期が始まってほぼずっと土日も全校補修と模試の連続で休みなく通っているし塾などにも頼らず頑張っている。親がこんなんだけど子供は本当に学業に励んでおりいい結果も常に出していてこんな子供をもって私は幸せな母親だと思い、子供もあんなに頑張ってるんだから今自分もやっとかないでどうするのかとホントに全く関連ないけど子供にかこつけて頑張りの材料になってもらい走った。ここでちゃんと走れたら子供の運気が上がるぞくらいの勢いで走った。むしろ走れなかったら運気が下がるぞと思った。
ラストはキロ6’02でゴール。
数字だけ見たらそんなたいしたことないタイムですが、いままでのフルでの(3回目)ラストスパートではこれが最速でした。子供に助けられた気がする…
今年はいい条件がたくさんあって記録を大きく伸ばせたし、自分もベストを尽くした。
大会翌日
- 大腿がこれまでにないひどい筋肉痛になりました。
翌々日
- 二日たってもまだ大腿の筋肉痛が残っている。
- 夕方になって大分回復。
足裏の中足頭骨部痛ですが、違和感はあるものの痛みはなく回復してる気がします。